先輩は大きなディスプレイを使う

大学に入りたての頃、サークルの先輩は部屋に唯一あったものすごく大きなディスプレイを使っていた。しばらくいろんな人たちと働いたあとだと、あれは良かったなと思う。

 

というのも、なんといっても先輩が何をしているかがよく見える。巨大なディスプレイに投影されているおかげで、先輩がどんな操作をどんなペースで(当時の自分から見たらすごく早い)行っているのかがわかる。Gnome2から3のAlt+F2の違いや、可変の仮想デスクトップに落ち着かない日々が数年続いたのも、このおかげなのかもしれない。

 

普通のオフィスにある肩幅でほとんど隠れてしまうようなサイズでは、こんなことは発生しない。結果的に、隣の後輩がすごく非効率な操作をしていたり、まわりが何をしているのかわからないという話になったりする。プロジェクトをリードするエンジニアには、周囲のメンバーに見えるようなサイズのディスプレイがあっても良いのかもなと思ったりした。